TOMOSO

第10回 静岡小児臨床研究ネットワーク 勉強会

日 時:2018年7月14日(土) 受付 15:00 開演 15:30 (18:30 終了予定)
会 場:B-nest 静岡市産学交流センター プレゼンテーションルーム
(静岡市葵区御幸町3番地の21 ペガサート6階)
テーマ:「それぞれの立場で考える予防接種」
対 象:医療関係者(医師、薬剤師、看護師、ほか)
参加費:1,500円
取得可能単位:専門医制度 ii)専門医共通講習 1単位
       日本薬剤師研修センター 集合研修単位 2単位
       日本医師会 生涯教育講座 3単位
       ICD講習会 認定更新点数 2点
共 催:一般社団法人 静岡市薬剤師会



プログラム

<話題提供>

「目からウロコの予防歯科」
  このは歯科医院 院長
   幡野紘樹先生

<教育講演>

「『医療関係者のためのワクチンガイドライン』を読み解く」
  静岡厚生病院 小児科 診療部長
   田中敏博先生

<特別講演>

「ロタワクチンのすゝめ」
  松野こどもクリニック 院長
   堀場映子先生

<招待講演>

「風疹の流行を繰り返さないために、そして母の願い」
  風疹をなくそうの会『hand in hand』 共同代表
   可児佳代氏

<全体討論>

≪参加者 51名≫

小児科医        9
医師(小児科以外)   5
薬剤師        16
看護師         6
保健師         1
保育士         2
企業・会社関係    10
その他         2

講演要旨

特別講演 「ロタワクチンのすゝめ」 堀場 映子 先生

 ロタウイルスワクチンは、1価ワクチンが2011年11月に、5価ワクチンが2012年7月に日本で発売になった。当院では、発売と同時に1価ワクチンを採用し接種を開始した。接種者数が徐々に増えてくる中で、2016年6月、ロタワクチン接種後の腸重積例を経験した。
 この経験の後、ロタウイルス胃腸炎及びロタウイルスワクチンに関する資料を集め、勉強会に参加し、自分なりの患者さんに対する説明のマニュアルができた。これに沿って、接種前と接種後に、より丁寧に時間をかけて説明するように心がけた。
 その後も接種率は低下することなく、2019年は98.8%になった。
 接種率が上がってきた主たる理由は自分でもよくわかりませんが、当院の取り組みをお話しますので、参考にしていただければ幸いです。

《ご略歴》
  1975年 静岡県立清水東高等学校 卒業
  1981年 浜松医大 卒業 / 浜松医大附属病院 小児科 研修医
  2000年 松野こどもクリニック 開業

招待講演 「風疹の流行を繰り返さないために、そして母の願い」 可児 佳代 氏

 今から37年前に風疹に罹りその後妊娠が分かりました。娘が産まれて一ヶ月後に目・耳・心臓に障害と病気があることを告げられました。先天性風疹症候群(CRS)です。目と耳に障害がある心臓病の子供を育てるということは、時間と費用と日々生きることへの苦労があります。我が子なので苦労は当たりまえなのですが、親自身が受け止めるまでに時間が…でも今思うとそれは娘と私達家族にとっては宝物の時間でした。何故ならそんな時間は18年しか続かなかったからです。娘は心臓病の悪化であっと言う間に旅立ってしまいました。娘は亡くなる前に「お父さんとお母さんと私はがんばりました」という手紙を残して旅立ちました。
 娘を亡くしてから、私が、風疹にさえ罹患しなかったら娘に障害を持たせる事も死なせる事も無かったのにと後悔の思いが募りました。2002年、娘の二十歳の誕生日にHP を開設しました。娘が生きた証と足跡を残したかったからです。そのHP で風疹予防の啓発活動を始めました。
 2004年に風疹が流行。10人のCRS 児が産まれ、その年に厚生労働省研究班が「風疹流行および先天性風疹症候群の発生抑制に関する緊急提言」を出しましたが、2006年の小児への麻しん風しんワクチン(MR ワクチン)の2回接種が始まった以外対策らしい対策はなく、大人のワクチン接種がないまま風疹の流行はなくなりかけていました。
 前の流行から10年近くたった2012年頃に再び風疹が流行りだしましたそれは、大人を中心とした風疹の流行でした。私のHP にも妊娠中に感染した妊婦などから相談のメッセージが相次ぎ入るようになりました。不顕性感染で赤ちゃんに障害が出たという母親たちからの不安な声が届きました。その母親たちの年代が亡くなった娘と同じということに衝撃をうけました。その状態は私が妊娠していた頃と何ら変わりなく同じでした。30年前と何ら変わらないこのままではいけない、私と同じように苦しむ母子を無くしたい、これから産まれてくる未来の命を守りたい、絶対流行を繰り返してはいけないと、2013年8月にCRS 児の母親や当事者と共に患者会に立ち上げました。
 【風疹をなくそうの会「hand in hand】です。私達はニ度と風疹を流行らせない為の啓発活動をしています。当事者としての声をいろいろなところで上げ続けています。 会が発足して、この8月で5年になります。私たちの小さな声がメディアの皆さん、医療関係者の皆さん、そして応援してくださる支援者の皆さんのお力で大きな声となり、2020年までに風疹を排除することが国の指針になりました。しかし、排除の道はなかなか厳しいです。皆様のお力をお借りして風疹を排除させたいと思います。

《ご略歴》
  1954年 出生。
  1976年 結婚。
  1982年 3月、風疹罹患、その後妊娠判明。11月、長女妙子出産。先天性風疹症候群。
  2001年 2月、妙子没。
  2002年 11月、HP「カニサンハウスたえこのへや」開設、風疹の啓発活動を始める。
  2013年 8月、患者会【風疹をなくそうの会「hand in hand」】設立。共同代表就任。

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