TOMOSO

第22回 静岡小児臨床研究ネットワーク 勉強会

日 時:2019年8月3日(土) 受付 15:00 開演 15:30 (18:30 終了予定)
会 場:B-nest 静岡市産学交流センター プレゼンテーショルーム
    (静岡市葵区御幸町3番地の21 ペガサート6階)
テーマ:「定期接種になって3年です! B型肝炎ワクチン 。」
対 象:医師、薬剤師、看護師、その他医療関係者
定 員:150名(事前登録制、先着順)
参加費:事前登録 1,500円、当日申込 2,000円
取得可能単位:専門医制度 ⅱ)専門医共通講習 1単位
       専門医制度 ⅲ)小児科領域講習 1単位
       日本医師会 生涯教育講座(CC:8,11) 3単位
       ICD制度協議会 認定更新点数 2点
       日本薬剤師研修センター 集合研修会 2単位
       日病薬病院薬学認定薬剤師制度(Ⅳ-2) 1.5単位
       ※研修センター/日病薬はいずれか一方のみ受取可能。
共 催:一般社団法人 静岡市薬剤師会、静岡県病院薬剤師会中部支部
後 援:静岡県小児科医会予防接種協議会



プログラム

<教育講演>

「B型肝炎の予防接種に関する浜松市取り組み」
   わんぱくキッズクリニック
    野田 昌代 先生

 2016年10月1日から、HBワクチンは定期接種化された。浜松市では、定期接種が開始される1年前の2015年10月1日から2017年3月31日まで、生後2か月以上3歳未満を対象に、公費助成を行った。この間、対象者に対し延べ26,593回の公費接種助成を行った。現在4歳児(定期接種外)の公費助成によるHBワクチン3回目接種率は76%である。これは、HBワクチン定期接種化に伴うB型肝炎予防対策啓もう効果の表れと考える。一方、任意接種年代の接種率は低く、ワクチン接種意義の理解不足、情報不足が大きな要因と考えられる。年代別の接種状況分析から、思春期年代の感染症予防対策、がん教育の進め方についても考察したい。

<特別講演①>

「B型肝炎、小児期に感染するとどうなるか?」
   大阪急性期・総合医療センター 小児科
    高野 智子 先生

 B型肝炎には持続感染と一過性感染がある。出生時はほとんどが持続感染で、幼児期に持続感染の率は減り、6歳以降はほとんどが一過性感染と考えられる。
 B型肝炎ウイルス(HBV)に持続感染すると、どの年齢でも肝炎が起こり、そのうちの約30%はセロコンバージョンし非活動性キャリアとなる。小児期B型肝炎の約50%が20歳までにセロコンしている。肝炎が6ヶ月以上続くと慢性肝炎と言われ、慢性肝炎が続くと年率2%で肝硬変になり、その中から年率5-8%で肝細胞がん(HCC)を発症する。HCCは50歳以降での発症が多いが、B型肝炎は若年性でのHCCも認め、全国調査では30歳までに数%が発症する。若年性のHCCは男に多く、セロコン後に多い。経過観察されていなかった例(HCCの症状が出て受診した例)は死亡例が多い。B型肝炎は生涯定期受診が必要な感染症である。
 一過性感染すると70%は不顕性感染であるが、30%が急性肝炎になり、その2%が劇症肝炎(救命率約50%)になる。血中からウイルスが消失しても、肝臓にはHBVが潜伏し、免疫抑制・化学療法時に再活性化することがある。長期のステロイド治療においても再活性化が報告されている。また、急性肝炎の原因として増えているゲノタイプAはその10%が持続感染すると言われている。
 以上のように、HBV感染症は感染すると生涯の感染症としてリスクを背負うことになる。それゆえ、感染しないための予防(HBワクチン)が必要である。

<特別講演②>

「B型肝炎、感染から守るにはどうすればよいか!」
   筑波メディカルセンター病院 小児科
    酒井 愛子 先生

 B型肝炎ウイルスは感染すると低年齢ほどキャリア化のリスクが高く、また一過性感染であっても体内から完全にウイルスを排除することは困難で、再活性化のリスクを負います。感染から守るためには、ワクチン(定期接種と母子感染予防を間違いなく行うこと、キャッチアップ接種を広げること)および感染者との接触時の適切な感染予防法を知ることが重要です。正しい感染予防法を知ることで、自身および周囲を守ることができ、また、感染者を必要以上に差別することもなくなります。
 本講演では、①B型肝炎感染のリスク別の対応について(定期接種対象者、母子感染予防対象者、医療従事者の感染予防策、その他の感染ハイリスク者)、および、②感染者と接触するときに注意すべきこと/心配する必要のないこと、③B型肝炎ワクチン有効性を規定する要因について、お話しさせていただきます。特に、B型肝炎ワクチン接種後のHBs抗体測定とワクチンによる抗体獲得の個人差を規定する要因(年齢、性別、遺伝要因など)、抗体獲得後の抗体低下と追加接種の是非などについて、研究結果や現在のガイドラインをご紹介するとともに、臨床上の問題点などについて、皆様とお話しする機会になれば幸いです。

<全体討論>

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