新型コロナウイルス感染症 COVID-19 (68):こどもの日
(投稿日: 2020年05月05日)
5月5日、こどもの日。近所をうろうろしても、鯉のぼりなんて、とんと見かけなくなってしまいました。ベランダに飾ってある家はあったけれども。寅さんの映画を彷彿とさせるような”たい焼き”状態で。
市内をうろうろして(←一人で車を運転して)、ようやく歌に出てきそうな、屋根より高いヤツ、見つけました。
5月5日、と言えば、”せいくらべ”の歌、もうそんな光景は、、、というところではありますが。
柱の傷は おととしの
五月五日の 背くらべ
ちまきたべたべ 兄さんが
計ってくれた 背のたけ
昨日くらべりゃ 何(なん)のこと
やっと羽織の 紐(ひも)のたけ
作詞:海野厚、作曲:中山晋平。この、海野厚さんが静岡市出身だと、今朝の新聞にありました。
では早速。ご出身の、静岡市立西豊田小学校へ。同級生の代、ミニバスがとても強い学校でした。後にチームメイトとなる彼らが毎日練習していたであろう体育館の脇を進むと、校舎への渡り廊下の奥に、碑が見えてきました。
やはり、自慢の卒業生、先輩なのですよね。説明と立派な石碑が、児童が毎日通るであろう場所の目立つ場所に。
海野さんは、まだ20代と若くして結核で命を落としたとのこと。結核は、100年前は今のコロナのように恐ろしい伝染病だったはずです、20代の若者の命をも奪ったのですから。海野さんは、小学校の隣の法蔵寺に眠っていると、説明文にありました。
お寺の門の脇に、今を象徴するようなお言葉がありました。
この世が
少しでも
よくなりますように
念じて念じて
生きつづけたい
今日だけでなく一年中、こどもが大切にされ、元気に過ごす日常が早く戻ってきますよう。
今日は県内、検査陽性者ゼロが続いて、4日目でありました。
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