新型コロナウイルス感染症 COVID-19 (69):不運だったこと
(投稿日: 2020年05月06日)
なんとなく回したチャンネルでしたが、とても重厚で、クルーズ船の1ヶ月から得られた教訓、これから生かすべきポイント、すべてが濃縮された70分の特集でした。
NHKスペシャル「調査報告 クルーズ船~未知のウイルス 闘いのカギ~」
最後の自衛隊中央病院の感染制御の看護師さんの言葉には勇気づけられる思いもしました。
さて、今回のコロナ騒動、ちょっと不運なことが重なっているかなと感じる部分はあります。
◆中国の春節と重なった
〇感染者が世界に広がりやすい状況
〇日本にとっては、
✓まずは感染者の流入
✓それに引き続く海外からの入国制限による経済への大打撃
◆クルーズ船への対応の流れの中で本格的な国内流行が首都圏から始まった
〇首都圏の病院のベッド不足、キャパシティ不足
〇クルーズ船という恰好の対象の分析もままならないまま本番突入
◆日本の年度替わりと重なった
〇人の移動が必然的に多くなる時期
〇若者が集いやすい時期
〇卒業式や入学式への影響が多大
〇新入生や新学年、新入社員のスタートを直撃
〇歓送迎会の自粛で飲食業界を中心に大打撃
◆その他
〇中国から始まったため、
✓まずは中国に依存していたマスク不足が深刻に
✓体温計やwebカメラなどの中国製品も品切れ
サクラの時期だったりして一番いい季節だったのに、、、と思いますが、換気のために窓やドアを全開にできる点やマスクが暑苦しくない点など、これらは運がよかったということになるのかも知れません。
今日で県内は5日間連続の検査陽性者ゼロ。連休中で検査数が少なめということはあるかも知れませんが、それでも、全国的な趨勢と連動していますので、よい方向に向かっていると言えましょう。ここから、いろいろな面で巻き返しです!
コメントを残す