各種単位
(投稿日: 2018年06月07日)
いろいろな業界で、様々な資格の取得の機運が盛り上がっているように思います。医療界も例外ではなく、各職種で様々な種類の資格が存在し、そのための単位の取得が花盛りです。
この年度末に、大慌てで小児科学会の専門医の更新のための書類を揃え、締め切り日に駆け込みで発送しました。小児科学会も時代の流れで、日本専門医機構としての専門医に切り替えの最中です。
この切り替えの時期での面倒臭さも正直ありましたが、それ以上に、専門医機構が掌握する専門医制度としての手続き、要件クリアが、なかなか厄介でありました。移行期での更新となった僕の場合、専門医機構としての制度への対応は5分の3相当のみでありましたので、まだよかったとも考えられます。次回、フルでの対応が求められる際のことを思うと、5年間かけて計画的な対応が必要ではないかなと思われました。
厄介だった事項は、ii)専門医共通講習とiii)小児科領域講習に分かれますが、研修会に参加したことを証明する単位の獲得、単位証の収集でした。昨年10月からこの研修会の認定の方式が刷新されましたので、まだまだなじみが薄いでしょう。これから、それまでとは比較にならない1枚の単位証のありがたみを、更新のたびに皆さんが痛感していくことと思います。
共催企業があると、単位証を発行できる研修会として認定されません。なので、昨年9月まであった医師会と製薬企業の共催の勉強会で単位証を、、、という状況は、今後ありません。この敷居は結構高いと思います。なので、毎月発表される認定された研修会もかなり限定的です。
TOMOSOで主催する勉強会は、毎回、この認定を受けられています。ii)専門医共通講習の単位の場合は、小児科以外の専門科の先生方の更新においてもお役立ていただけます。このほかに取得可能なものとして、各回により、日本医師会 生涯教育講座の単位、日本渡航医学会 認定医療職の更新単位、薬剤師の皆さんには静岡市薬剤師会のお力をお借りして日本薬剤師研修センター 集合研修会のシール、スポーツ指導者には日本スポーツ協会公認スポ ーツ指導者義務研修認定事業の単位、など、勉強会に参加した証が形として残るよう、準備に努めています。