新型コロナウイルス感染症 COVID-19 (28):4週間
(投稿日: 2020年03月26日)
厚生労働省発表の新型コロナウイルス感染症の国内発生動向(2020年3月26日掲載分)、検査陽性者の数は日に日に増えてはいますが、なんとか爆発的な増加には至っておらず、年齢別の患者数や死亡者の割合なども一定の傾向を保ったままです。
2月25日、新型コロナウイルス感染症対策本部が決定した「新型コロナウイルス感染症対策の基本方針」が公表されました。
2月27日、第15回 新型コロナウイルス感染症対策本部の会議において、次第や資料になかった「全国全ての小学校、中学校、高等学校、特別支援学校について、来週3月2日から春休みまで臨時休業を行うよう要請」がなされました。
2月28日、衆議院予算委員会内で安倍首相が、「ここ1、2週間が極めて重要な時期」として、前日に表明した一斉休校に関して理解を求めています。
その”1、2週間”から、倍以上の4週間が経過しました。あっという間だった気がします。ひとまずこの期間の中で、国内では、恐れていたような惨状には至っていないと評価できると思います。しかし、国外では、一気に状況が深化してしまいました。国内の一斉休校は一区切りとなりましたが、世界的なニーズを受ける形で、オリンピックも延期が決定しました。10日前に東京オリンピックの「中止・無観客ありえない」と話していた小池都知事が、昨晩は”週末の外出の自粛要請”を記者会見で呼び掛けました。
きっと、コロナとの医学的、社会的、心理的な闘いは、長く続くのだろうと思います。まだ始まったばかりなんだろうと推察します。そういう構えで、長期的な戦略を練っていかなくてはいけないのだろうなあと、思い始めています。
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