新型コロナウイルス感染症 COVID-19 (50):手書きの手紙
(投稿日: 2020年04月17日)
事態が長期化するにつれて、患者さんとか一般市民ばかりでなく、何よりも自分自身の心が閉塞していくようで、これを打開しなくてはと思いました。
先日、お休みの日に、近所の文房具屋さんで便箋と封筒のセットを購入、何十年かぶり。昨日は、ちょっとお使いをお願いして郵便局で企画ものの切手を購入。震える手で手紙を書いて投函。今日配達されるのかなと思っていたら、お返事届きました、メールで。
当院はいまだ紙カルテですが、最新の電子カルテのセキュリティにも勝る、誰にも読めない象形文字がウリです。先方はお忙しいことがわかっていましたので、ひとまず何年かぶりで書いて出した封筒の手紙が届いたこととどうやら解読されたらしいことが速やかにわかって、現代の知恵、メールのありがたさを痛感もしました!
いつ晴れるともわからない暗雲が世界中を覆い、人々の気持ちをも暗くし、お互いを疑心暗鬼にさせています。コロナにかかったらどうのという以前に、コロナ怖しで心が病んでいくように思います。加えて社会の経済の落ち込みが追い打ちをかける。。。
こんな時こそ、人間らしく思いを伝えることだと思って、あえて無謀な挑戦です。長く連絡もしていなかった方々や、普段何気なくやりとりしているだけの方々も含めて、ターゲットに。
小学生くらいの頃、週刊マンガ雑誌の広告によくあった”日ペンの美子ちゃん”が妙に気になったのは、こうなることを暗示していたのかと、妙に納得。
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