新型コロナウイルス感染症 COVID-19 (6):良質な情報に接する
(投稿日: 2020年03月04日)
未知の病原体による未知の感染症ですので、何が正解かは走りながら考えざるを得ない部分がありますし、後で振り返る形でないとわからないことだってあると思います。
一般に簡単に情報を入手できるテレビも新聞もネットも、ここ1ヶ月はコロナ情報があふれています。僕自身も最初は流れをつかみたいと一生懸命眺めていましたが、玉石混合な上、情報量が過多になってまいりました。
もう一つ、情報はめまぐるしく変化し、量も増えていますが、ものすごく新しい有用なものや画期的なものが出てくる状況ではなくなっており、ある意味、マンネリ化してきている部分もありです。
たくさんの専門家の先生がコメントをするために登場されます。同じ「専門家」「感染症に詳しい」との形容が付された先生方でも、本当に様々なご意見、お考えがあります。
特にワイドショーでは、基本的には言動の正しさを求めつつも、視聴者にウケる先生を次第に選択していく傾向となるのは、理解困難なことではありません。説得力のある話し方、インパクトのあるトーク、思わず目をやってしまうビジュアル、、、いろいろな要素があると思います。
専門家の解説、コメント、とあっても、その番組に選択された先生のお話である、ということを念頭に置いた上で、視聴する姿勢も必要かなと思う今日この頃です。
こんな状況はいつまで続くのだろう、どうなったら風向きが変わるのだろうか、、、と思って検索をしていたら、こんなページに行き当たりました。
日本医事新報社HP:
「新型コロナウイルス」関連コメント〜【識者の眼】より〜
3月以降の部分は、よく理解でき、納得できるものばかりと感じました。今の時点で「正しい情報」かどうかはわからない場合も多々あります。でも、少なくとも「良質な情報」により多く接するよう努力はしたいものです。何を持って”良質”とするか、様々なご意見があるとは思いますけれども。
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