一社)静岡県バスケ協会主催 第1回 スポーツ医学セミナー、盛況でした!
(投稿日: 2018年09月02日)
去る8月10日金曜日、一社)静岡県バスケットボール協会としての初の試み、スポーツ医学セミナーが開催されました。
スポーツに関わる様々な競技の様々な職種/立場の方々が、県内外から63名もご参加くださいました。元全日本の選手、現役のBリーガーなどの顔も見えました。
まず、土屋県バスケットボール協会専務理事の歓迎のご挨拶から始まりました。一般社団法人として2年目に入った静岡県バスケットボール協会としての、肝煎りのセミナーである旨、ご紹介いただきました。
早速、教育講演。トップバッターは、管理栄養士の青島さんです。お子様が高校でトップレベルの部活動に励んでおられたことから、「成長期のアスリートの栄養」に関して”お母さん”の目線も交えてお話しをいただきました。
次に、「コンディショニング」のお話しを、大塚製薬の研究所の斎藤さんより。コンディショニングとは、という基本的事項に始まり、スポーツとはなかなかイメージが直結しない腸内細菌の解説に発展していきました。そういう観点から、今後、いろいろな製品の開発にも挑戦していかれることでしょう。
教育講演の最後は、静岡県立大学薬学部の柏倉先生で、トピックは「ドーピング」。大学の先生だけに、学生への講義さながら、テンポのよい語り口で、スライドもオシャレでした。ニュースでも記憶に新しい事例なども紹介しながら、ドーピングの語源や、身近な市販薬でも違反になり得ることなども解説していただきました。トップアスリートだけが対象の話題ではなさそうだ、、、ということが理解できました。
セミナーのメインは、筑波大学男子バスケットボール部の吉田ヘッドコーチによる「強く熱く心を打つ大学生らしいバスケット」の特別講演です。実業団での選手生活を終えた後、一社員として社業に専念された期間を経て、チームを預かり、次第に変革をもたらし、有力選手の入学を機に大きく飛躍、インカレ3連覇を成し遂げたプロセスを、ユーモアを交えながら、詳細にお話しいただきました。
3時間を超える長丁場でしたが、皆さん最後まで熱心に聴講してくださいました。初回の一社)静岡県バスケットボール協会主催のスポーツ医学セミナーとしては、無事に、盛況に、終えることができたと思っています。講師の先生方、参加者の皆さん、大変暑い中、ありがとうございました。
≪参加者 63名≫
◆ 職種 ◆
医師 7
薬剤師 3
看護師 1
栄養士 1
柔道整復師 2
トレーナー 1
スポーツ指導者 23
教員 17
保護者 4
選手 1
その他 3
◆ 競技 ◆
バスケットボール 45
バレーボール 5
ソフトボール 2
陸上 2
テニス 1
サッカー 1
その他 7
◆ 地域 ◆
静岡市 27
浜松市 5
富士市 3
沼津市 3
その他県内 17
県外 8(兵庫/愛知 各2 長野/大阪/三重/岐阜 各1)
◆ 単位 ◆
指導者義務研修 10
JBAリフレッシュ研修 22
専門医小児科領域講習 2
生涯教育 4
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