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新型コロナウイルス感染症 COVID-19 (1):大騒動の中で

 新型コロナウイルス(severe acute respiratory syndrome coronavirus 2: SARS-CoV-2)による感染症、COVID-19が、1か月前には想像もつかなかった勢いで世界中を巻き込み、騒動を拡大させています。

 これだけの騒ぎの中、どうして静岡県内で検査陽性者が出ないのか、、、と、不思議にすら思っていたところ、今日、第一例目の報告がありました。と言っても、例のクルーズ船から下船後の方ということでやや特殊な状況であり、県内での蔓延状態を示すという例ではなさそうです。

 SNSとそれをアシストするマスコミによって急成長した「検査難民」なる人気ワードが、あちこちで踊っています。関係者がものすごく頑張っているのにいたしかたなく陥ってしまっているキャパシティ不足の中で、県内の「疑わしい症例」が100例余りも慎重に検査されているのにここまで陽性がなかった、ということは、もしかしたら騒ぐほどには「ものすごく蔓延している」というわけではないのかな、と思わせられるところであります。

 であるとすれば、本当は患者の空白地帯なのに、誰もCOVID-19にかかったたことがない、そういう患者を医療関係者も一般市民も誰も見たことがない、という状況下で、姿の見えない、得体の知れない敵に対して、疑心暗鬼になってもがき大騒ぎしている県内の現状、なのかもしれません。

 世界が大騒ぎし、特殊な状況ではあったもののクルーズ船内の警戒体制の中で数百人の患者が発生して死亡者も複数以上となるような感染症ですから、「ただのカゼ」とはもはや言えないことは明白です。決して楽観はできない。

 ただし、報道だけを頼りにしてしまうと、イメージが先行するばかりで正しい構えがとれなくなりかねない現況ではあります。この感染症の本質をとらえて適切な行動をとるために、言い古された言葉ではありますが「冷静に」見極めていく姿勢が不可欠です。

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