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新型コロナウイルス感染症 COVID-19 (43):あったらいいな!-抗体検査-

 医療において、早く現場にほしいモノ、たくさんあると思います。

◆マスク
◆アルコール消毒液
◆防護服
◆人工呼吸器
◆患者を収容するベッド
◆人手

 診療のために、早く手にできれば、インフルンザのような、それでも普通の医療機関でこなせる病気になってくれるような気がするモノ。

◆よく効く薬
◆ワクチン

 個人的には、薬やワクチンよりもより現実的により早く手にできて、しかも今の状況に対してはより有用だろうと思えるモノがあります。

◎抗体検査法:それが十分にあるとわかれば安心できる、しかも精度の高い検査法として!

 PCR法は、ウイルスがいる可能性を探るものです。しかし、ウイルスそのものをとらえているワケではなく、その感度=捉える力も100%ではないため、ウイルスはいるのに捕まえられないとか、捕まえたと思ったら偽物だった、ただの残骸でもう病気が終わった後だった、、、などということもあります。病気の経過の中のどこで検査をするかによって結果が変わってきてしまう場合もあります。

 抗体は、からだに備わった免疫の指標です。免疫を獲得するには、通常、実際に感染するか、ワクチンを接種して強制的に獲得させるか、になります。感染も、症状を伴って大変な思いをするのが普通ですが、今回のコロナでも時々言われるように、PCR法の検査は陽性だけれども、症状はない、無症状感染者の状態、つまり不顕性感染というものもあります。後者では、かかったつもりもないのに、いつの間にか抗体がある、つまり免疫を獲得していることになります。これっていいなあという気もしたりします。

 抗体検査をして、抗体がある=免疫をすでに獲得しているということは、大多数の感染症においては、もうかからないことを意味するか、あるいはかかっても軽くすんでひどくはならない、ということになります。実際にかかった(顕性感染)という認識がないのに、不顕性感染で免疫を獲得できてラッキー!ということになります。顕性だろうが不顕性だろうが、感染によって無事に免疫を獲得できたなら、まあ一段落です。ワクチンを接種して強制的に免疫を獲得させるという荒技にでなくてすみます。

 強制的に免疫を獲得させる方法である予防接種、そのためのツールとなるワクチンは、そう簡単にはできないと考えるべきでしょう。しかも有効性が高く、安全性も間違いないことを確かめるには、普通は時間がかかります。そもそも、時間さえかければ必ずワクチンができると保証されるワケでもありません。仮にできたとして、最初から世界中の人に接種できるような本数が準備できるワケもありません。

 抗体検査をして、抗体のある人を確認できれば、その人はもうかからないので安心してもらうことができます。医療従事者なら、堂々と患者に接することができるようになります。マスクや防護服が必需品ではなくなります。コロナ以外のカゼに対応してきた今までのスタイルで心配がなくなります。

 抗体検査が陰性、つまりもし抗体がまだないことがわかったとしたら、引き続き気をつけるということになりますが、もしワクチンができれば、そういう方々をターゲットにして効率的に接種を進めることができます。最初から十分な本数が確保できないであろう弱点を補うことになります。

 すでに、簡易キット版の抗体検査のシステムがあるそうですが、簡易キットではダメです。精確性が問題となります。簡易でなくてよいので、より精確に、しかも一度にたくさんの検体(血液が一般的)が処理できるシステムなら言うことありません。

 もしドラえもんがコロナ対策として何をポケットから出してほしい?と訊いてくれたら、真っ先に、精確な抗体検査法、と答えたいと思います!

 
 

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