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新型コロナウイルス感染症 COVID-19 (71):かかってはいけないのか?

 コロナ騒動が日本でも盛り上がった当初より、「かかってはいけない病気なのか?」ということをずっと思っています。

 8割、いや実はもっと多くの人が軽症かあるいは発症もしないまま経過する、と言われています。なのに、いろいろな点で”恐ろしい病気である”ということばかりが強調されています。

◆感染しても無症状の患者がいる

 特にこどもに多いようです。知らない間にウイルスをまき散らしているようで、恐ろしい病気の象徴的な一面のように思われている節があります。しかしこれは、”不顕性感染”というもので、風しんやおたふくかぜなどでよく知られていることです。コロナに特別なものではありません。

◆発症の前からヒトにうつすらしい

 、、、だから、健康と本人が思っていても、マスクをして人にうつさないようにしなくてはいけない、と。これも、なんて恐ろしい、、、と思わせることなのかもしれません。コロナのこの特長を聞いた時、すぐ頭に浮かんだのが”リンゴ病”、正式には伝染性紅斑。こどものほっぺが真っ赤になる、アレです。ほっぺが赤くなって(=発疹が現れて)気づかれるのですが、「発疹が現れたときにはウイルス血症は終息しており、ウイルスの排泄はほとんどなく、感染力はほぼ消失している」のです。だから、防ぎようもなく、登園・登校停止の対象にもなっていません。軽いから? いえいえ、大人がかかると重い状態になる場合があります。園でリンゴ病に感染したわが子からうつされたお母さんが妊娠していると、おなかの赤ちゃんが生命の危険にさらされる場合があります。発症前からうつすことも、やはり、コロナに特別な現象ではありません。

◆気づいたら肺炎になっている

 マイコプラズマだってそうです。元気そうなのに、熱や咳が続いておかしいなと思ってレントゲンを撮ると真っ白な影、、、よくあります。ほっぺが腫れることで知られるおたふくかぜも、肺炎ではないですがウイルスが高率に髄液の中まで侵入して、髄膜炎が有名な合併症です。気づいたら単なるカゼより重い状態になっていることがある、、、コロナだけではありません。

◆死んでしまう人がいる

 報道を見ていると、次から次へと死者が続出しているイメージで、確かに今日現在で国内で500人を超える数ですので、少ないとは言えません。でも、よく引き合いに出されるように、インフルエンザでは毎年、やはり高齢者を中心に万単位の方々が亡くなられています。単純な比較はできませんが、コロナだけ異常に多い死者数、異常に高い死亡率、でもなさそうです。カゼをこじらせたらひどい状態になって命を奪われることもある、、、ずっと昔からよく知られていることです。

◆海外では悲惨な状況だ!

 本当にそのようです。3-4月、多くの海外在住の日本人が「今の日本を見ていると、○○週間前の××のようだ」と、ネットやテレビで警告を発していました。今回の騒動で、僕が一番嫌いなフレーズです。○○週間たって、どうもそうはなっていません。その理由はわかりません。これからなるのかもしれませんが、ひとまず今はなっていません。なぜでしょう? でもやっぱり、今の日本は、全体としてひとまず落ち着く方向に向かっているのです。

 コロナだけの特長でもないのに、コロナだけを特別扱いして、決してかかってはいけない病気の扱いをして、いつまで今のままの態勢でいくのでしょうか。コロナにかからないようにする、かかってはならない扱いをし続ける、そのことの弊害の方が、みるみる膨れ上がってきています。かかった方々に対して、励ましではなく、差別的扱いをすることなどもその好例です。新学期が始まっているのに、2ヶ月間も休園・休校のまま、なんて、異常です。こどもがメインターゲットではないウイルスとはっきりしてきているのにもかかわらず。密を回避するという号令の下、倒産や閉店を目の当たりにしながら社会活動が停止状態であり続けるのも、どこまで許容されるものなのか。

 まだまだ全体像が見えてはいないとはいえ、すでに見えている部分に対しては現実的な対応をとっていく準備も進めていかないと。”決してかかってはいけない病気”のレッテルを、どこかで、できれば早い段階で、はがすようにしなくてはいけません。

“新型コロナウイルス感染症 COVID-19 (71):かかってはいけないのか?” への1件のコメント

  1. あああ より:

    こういう扱いにしてしまった、始めてしまった人たちが最も責任を追求されるべきという風にも思いますよ。大学では以前オンライン授業ばかりで生徒は大学進学自体に疑問を持ち始めているようです。もうほぼ放送大学とか通信制大学と同じ状態です。サークル活動すらオンラインですからね。
    この状況に煽った人たちがウイルス製造元と同じグループなんてことはまさかないでしょうね。もしそうなら世界を変えたと喜んでいるかもしれません。
    大半の人にとってはただの風邪なのにだれかが恐怖を煽り、それは「流行」に発展しました。ウイルスのせいというよりは新しい流行をすぐネタとして煽るメディアのせいもあると思います。

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