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新型コロナウイルス感染症 COVID-19 (74):小児科医からのメッセージ

 小児科医より、こども達やその保護者様に向けたメッセージをまとめたフライヤーを作製しました。

 きっかけは、コロナ騒動が日に日に深化していった4月上旬のメール上の小児科医同士の雑談でした。コロナを極端に怖がる子が出てきている、コロナを怖がって受診控えが起きている、予防接種や健診を不要不急のものとして後回しにする家庭が増えている。。。また、静岡県内では何とか入学式は多くの学校で実施されたものの、3月から引き続く休校で、こども達の心の問題が心配だ。。。

 そこで、ベテランの先生方と、「新聞広告でも出して、バーンと小児科医からのメッセージを出そうか!」と。まさしく、雑談に毛が生えた程度の思いつきではありました。

 ちなみに、僕には絵心も字心もありません。ただ、半世紀を超える人生の中で、自分で表現することはできなくても、イメージを伝えて、上手に表現してくれる仲間が見つかればよい、ということを学んでいます。

 それで、以前より時々一緒に仕事をさせていただいている静岡市出身のデザイナーのKさんにメールで相談しました。

「社会に向けて、医療の側から発信できないかなというアイデアです。新聞の全面広告も考えています。(中略)リーフレットをたくさんばらまけないかと思います。(中略)3組のメッセージを考えています(中略)。

①「コロナ以外の病気の管理をおろそかにしないように、予防接種をしっかりと、BCGのうわさに振り回されないで」といった具体的な保健活動の呼びかけでひとまとまり
②「あふれる情報に踊らされないで、ご家族・ご友人でコミュニケーションをたくさんとって一人で抱え込まないように、かかりつけに相談を」といった心のケアに関連した内容
③「職種や地域を超えてワンチームでコロナに立ち向かおう」という総合的なメッセージ

難しい解説はなしで、短いメッセージにイラストを添えられたらと思います。僕のイメージは、中央付近に、様々な職種の医療従事者と、一般の老若男女が入り混じって大きな輪を作っている、その周辺に、3つのメッセージが、、、という感じですが、Kさんだったらどうでしょう。ワンチームでコロナに負けない社会でありたいね、というメッセージが伝えられたらと思います。いかがでしょう?」

 それで送られてきたイメージ図がこちら。イメージ通り。

 メインとなるイラスト、どうしようかとやりとりをしていて、やはり以前から時々一緒に仕事をさせていただいている旧浜北市(現在の浜松市北区)出身の絵本作家、石井聖岳さんにお願いしてみよう!という話になりました。

 久々でしたが、石井さんにメールでご相談しました。

「イラストの、僕のイメージは、中央付近に、様々な職種の医療従事者と、一般の老若男女、車いすの人や松葉杖の人など病気風の方々も入り混じって大きな輪を作っている、という感じです。(中略)。

あるいは、このコロナに関しては明らかにハイリスク=弱者であり、この方々を守ることが一番のポイントになるのですが、それは高齢者や持病持ちが代表格です。車いすというだけで若くて健康体ならハイリスクではないです。こどもはハイリスクではないけれども、学校や園がお休みになってそれが長期化している影響は大きく、心の問題として守っていってあげないといけない存在ではあります。そういう意味で、高齢者や子供を守るという意味で、輪のスタイルを考えていただけたらよいかもです。(中略)。

いずれにせよ、ワンチームで、弱い人たちを守りながらいっしょに、コロナに負けない社会でありたいね、というメッセージが伝えられたらと思います。

お願いできる可能性はあるでしょうか?」

 またしてもすぐにお返事が来て、OK。お忙しかったことと思いますが、下書きが来ました。説明もありました。

 イメージ通りですごいなあ、と思ったのですが、ちょっと余計につぶやいてしまいました。

「もしも欲を言わせていただくとしたら、第一報の後に思いついたのですが、外国人とわかる方もいたら、日本だけでなく世界にまたがったメッセージになるなと。」

 そうしたら、またすぐにバージョンアップした下書きが。。。

 Kさんにも確認して、これで行こう!となって、正式にお願いをしました。数日後、石井さんより本描きが。

 ここからまた数日かけて、色合いや細部を何度も修正していきました。地の色に関しては、僕のイメージをKさんに伝えてみました。

「コロナウイルスは、その形状が太陽コロナのようだということでその名がついたとのこと。太陽の熱さを鎮める意味、これから夏の季節を迎えるにあたっての空や水のイメージ、明るい気持ちの表現、、、もろもろの思いから、水の色、水色はどうかなあと。水色もいろいろでしょうけれども、やわらかめの色合いが頭には浮かびました。」

 Kさんからは、”いんじゃね!(とは言わないけれどもそんな意味合い)”とご賛同をいただき、水色ベースで進行。

 メッセージの内容も、あれこれと考え直しました。手洗いや換気など、他でも言われていて当たり前過ぎることは飛ばす、簡潔に、見栄えよく、3つずつのメッセージを3つのグループで。

 そしてついに、完成しました!

 コロナに目を奪われて/振り回されて、こどもらしい本来の心と体の健康を損なうことがないようにしてねという思い、みんなが手をとり合ってこども達や、この病気においての弱者=高齢者や持病のある方々を、守っていこうという思いを、広く伝えられたらと思います。

 きっと、「マスクしてない」「手をつないじゃってる」「距離が保たれていない」とか、いろいろなご意見があるのでしょうね。でも、そんなこと言ってちゃこども達の未来を守れないよ!!!というメッセージも込められていると思ってほしいところです。。。

※オリジナル版(PDF)のダウンロードはコチラから。
※静岡県小児科医会版(PDF)のダウンロードはコチラから。

☆できるだけ多くのこども達とその保護者の皆様にこのフライヤーを届けるために、応援をお願いします!

コロナ下の健康助言 小児科医有志、ちらし作成』(2020/5/13 静岡新聞)
小児科医がチラシで注意呼びかけ』(2020/5/16 NHK静岡)
コロナ不安でも受診控えないで 静岡の小児科医が啓発』(2020/5/18 朝日新聞静岡版)
子どもの健康守るメッセージチラシ 県内の小児科医など』(2020/5/21 SBS)

“新型コロナウイルス感染症 COVID-19 (74):小児科医からのメッセージ” への1件のコメント

  1. 西川清 より:

    マスク着用とSocial distance 2mがなにより重要な時になってます。
    素敵なイラストですが残念ながら時代遅れ。
    日々刻刻と推奨は変化します。タイムリーな対応が必要です。

    CDC Cloth Face Covering: https://www.cdc.gov/coronavirus/2019-ncov/prevent-getting-sick/about-face-coverings.html
    文部科学省 学校再開ガイドライン https://www.mext.go.jp/a_menu/coronavirus/mext_00008.html

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