新型コロナウイルス感染症 COVID-19 (80):ココまでやってますよ!合戦
(投稿日: 2020年05月17日)
緊急事態宣言解除となった=流行が下火になって感染の危険性が低下した、という状況の中、街なかで、病医院内で、「ウチはココまでやってますよ!合戦」がエスカレートしつつあることを実感します。
◆入店の人数制限
◆受付のシールド
◆レジの列付近の床の足跡マーク
◆常時マスク装着の強要
◆待合室の椅子の着席禁止マークのついた席
◆患者と医者の間に透明のシールドを置いて診察
◆顔だけ確認したら患者はカーテンの向こうで問診に受け答え
こういうスパイラルにはまり込むと、エスカレートする方向にはいくらでも進みますが、緩める方向への動きはどうしても硬直化すると思われます。
感染の蔓延状況に即した適切な対応がなされていかないといけません。これは戦争だ、と表現する指導者もいますが、戦争ではありません。そういう言葉を持ち出して、人の心を停止状態にさせようとすることは危険でしょう。
宣言が解除されて社会が動き出したとたんに、「気が緩んでいる」という表現がなされることも、どうかなと感じます。
ウイルスは何も考えることなく、ただ自然の摂理に従って漂い、増殖し、、、を繰り返すのみですが、それと向き合う人間には心があります。そのことも大切にした場面場面の対応を、知恵を持って考えていく必要があると思います。
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